理念

理事長 河原 和夫

「協働の医療」実現を目指して

 近年、医療をめぐる科学技術は大きく発展し、昔では治療が困難であった病気も治るものが出てきています。科学技術の進歩は、われわれの身体機能を高めることに貢献してきました。しかし、 日常医療において科学技術のみが肥大化すると、それを駆使し、コントロールする立場にある医療者中心の医療に陥り、患者の診療に対する納得度や満足感を高めることはできません。医療を良くして いくためには、最新の科学技術を駆使することは勿論、それ以上に患者が医療内容を理解・納得し、 医療者に信頼を託す、いわば医療本来の姿である患者中心の医療の確立が必要です。
 質研の目標は、患者と医療者との「協働の医療」を進め、日常医療の質を 向上させることです。この点を踏まえて、「医療のEBM(Evidence Based Medicine)化、つまり医療の科学化の流れ」と「『患者中心の医療』、つまり患者の思いを大切にする医療の流れ」という、2つの大きな流れに橋を架ける ための様々な活動を行っています。
 私どもNPO法人医療の質に関する研究会は、皆様のご理解・ご支援を賜わりまして、目標に向かって更なる活動を展開してまいります。

副理事長 河北 博文

副理事長 橋本 廸生